経理事務の基本業務から必要資格、他職種との違いをわかりやすく解説!!
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はじめに
「経理事務って具体的に何をするの?」「一般事務や経理との違いがよく分からない…」と感じていませんか?経理事務は、現金出納や請求書処理、伝票の入力、帳簿作成など、企業のお金に関する日常的な業務を支える重要なポジションです。
職務経歴書にどう書けばいいのか、未経験でもできるのか、どんな人が向いているのかなど、疑問を持つ方も多いでしょう。この記事では、経理事務の基本的な業務を一覧形式でわかりやすく紹介し、求められるスキルや取得しておくと役立つ資格についても詳しく解説します。
未経験から経理事務を目指す方や、転職を考えている方が安心して一歩を踏み出せるよう、基礎から丁寧にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
経理事務の業務内容とは
ここでは、経理事務の業務内容について解説します。
経理事務は企業のお金の流れを把握・管理する重要な職種です。日々の取引記録から月次・年次の決算業務まで、多岐にわたる役割を担っています。次の見出しでは、具体的な業務内容と流れをわかりやすく紹介します。
経理事務の基本業務と3つのサイクル(日次・月次・年次)
経理事務の業務は、日次・月次・年次という3つの時間的サイクルに分類されます。日次業務では、現金出納の管理や伝票の処理、仕訳入力などを行い、日々の取引内容を正確に記録・整理します。
月次業務では、売上や支出の集計、帳簿の締め処理、試算表の作成などを通じて、1か月ごとの財務状況を把握・報告します。年次業務では、1年分の財務情報を基に決算書を作成し、法人税や消費税などの税務申告を行います。
これらの業務は互いに密接に関連しており、日々の積み重ねが月次・年次の成果につながります。経理事務は、企業の経営判断に必要な正確な財務データを提供し、金融機関や税務署といった外部機関への対応においても重要な役割を果たす職種です。
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サイクル |
主な業務内容 |
|---|---|
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日次 |
現金出納管理/伝票整理/仕訳入力 |
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月次 |
売上・費用集計/帳簿締め処理/試算表の作成 |
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年次 |
決算書の作成/税務申告の準備/監査対応 |
業務内容の具体例と流れ(現金管理〜決算・申告まで)
経理事務の業務は、現金管理を起点として、企業のお金の流れを一貫して記録・処理する重要な役割を担います。
具体的には、出納帳への記帳や領収書・請求書の整理、銀行での入出金処理など、日々の現金の動きを正確に把握することから始まります。その後、売掛金や買掛金の管理、請求書の発行、入金確認、取引先への支払い処理といった取引の管理を行います。これらの処理をもとに、月ごとの試算表や報告書を作成し、企業の財務状況を定期的に可視化します。
最終的には、1年間の取引情報を集約して決算書を作成し、法人税や消費税などの税務申告を行います。こうした一連の業務は日々の積み重ねにより成り立っており、正確で効率的な経理処理が企業経営の信頼性を支える柱となっています。
【現金管理】
- 出納帳への記帳
- 小口現金の残高確認
- 領収書・請求書の整理
【取引処理】
- 売掛金・買掛金の管理
- 請求書の発行/入金処理
- 支払い処理
【月次・年次処理】
- 月次試算表の作成
- 決算書の作成(貸借対照表・損益計算書)
- 税務申告(法人税・消費税など)
企業規模による経理事務の違い
経理事務の仕事内容は、企業規模によって大きく異なります。大企業では業務が細かく分業され、専門性の高いスキルが求められます。
一方、中小企業では幅広い業務を少人数で対応するため、柔軟性やマルチタスク能力が必要です。それぞれの特徴を理解することで、自分に合った働き方やキャリア形成の参考になります。
大企業における分業化された経理業務
大企業の経理事務は、高度に分業化されており、業務ごとに専任の担当者が配置されるのが一般的です。たとえば、売掛金管理、買掛金処理、固定資産管理、税務申告など、それぞれの分野で専門性が求められます。
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担当業務 |
主な内容例 |
特徴 |
|---|---|---|
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売掛金管理 |
請求書発行・入金確認 |
顧客との取引対応が中心 |
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買掛金処理 |
支払処理・請求書チェック |
支払い期日管理が求められる |
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固定資産管理 |
減価償却・資産台帳の作成 |
長期資産の管理スキルが必要 |
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税務申告 |
法人税・消費税の申告書作成補助など |
税制の知識と正確性が求められる |
また、ERP(統合業務システム)や会計ソフトを活用した効率的な処理体制が整備されており、マニュアルや社内ルールに沿って業務を遂行する体制が構築されています。
こうした環境では、正確性や処理スピードが重視される一方で、担当範囲が限定されるため、経理全体の流れを把握しにくいという課題もあります。とはいえ、専門性の高いスキルを深めやすく、キャリアの初期段階で得意分野を磨きたい人や、専門職としてステップアップを目指す人には適した職場環境といえるでしょう。
出典:経理事務 - 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)
中小企業で求められる柔軟性と業務範囲の広さ
中小企業の経理事務では、担当者が少人数であることから、幅広い業務に柔軟に対応する力が求められます。
日々の仕訳入力や現金出納管理といった基本的な経理業務に加えて、月次・年次決算、税務申告の補助、給与計算、さらには総務・庶務などの業務を兼任することも一般的です。そのため、業務の優先順位を見極める判断力や、同時進行で複数のタスクをこなすマルチタスク能力が必要とされます。
幅広い業務内容
- 日常経理(現金出納・仕訳入力など)
- 月次・年次決算対応
- 税務処理(申告書作成の補助等)
- 給与計算や社会保険事務
- 備品管理や来客対応などの庶務
中小企業で求められる力
- 業務の優先順位を見極める判断力
- 急な業務にも対応できる柔軟性
- 複数業務を同時に進行するマルチタスク能力
また、中小企業では経営者との距離も近く、実務が経営判断に直結する場面も多くあります。責任ある業務を担うことができるため、業務全体を通じて企業の財務状況や経営全体の流れを把握しやすく、幅広い実務スキルを身につけたい人にとって大きな成長の機会となる職場環境です。
経理事務と他の事務職との違い
経理事務は、企業のお金の流れを正確に記録・管理する専門的な業務です。一般事務や営業事務、総務事務が社内の庶務を担うのに対し、経理事務は帳簿作成や決算対応など会計基準に基づいた処理が求められます。
また、会計や財務とは連携しつつも、業務の目的や範囲が異なります。下記で、経理事務と他の事務との違いを詳しく解説します。
経理と一般事務・営業事務・総務事務との違い
経理事務は、企業の資金の流れを正確に記録・管理する役割を担います。具体的には、仕訳や伝票処理、売掛金・買掛金の管理、月次・年次決算などが主な業務です。
これに対して一般事務は、電話対応や文書作成、備品管理などの庶務が中心で、営業事務は受発注処理や請求書発行など営業部門のサポートを行います。総務事務は人事管理や労務、福利厚生対応など幅広い社内業務を担います。
これらと比べて経理事務は、数字を扱う精度と法令遵守が求められる専門性の高い職種であり、企業経営に直結する重要なポジションです。
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職種 |
主な業務内容 |
特徴 |
|---|---|---|
|
経理事務 |
仕訳、伝票処理、決算対応、帳簿管理など |
数字管理が中心/法的要件あり |
|
一般事務 |
書類作成、電話対応、備品管理など |
ルーティンが中心 |
|
営業事務 |
受発注処理、見積・請求書作成、納期調整など |
営業部門のサポート |
|
総務事務 |
勤怠管理、備品管理、社内行事対応、人事関連業務 |
社内全体の調整役/多岐に渡る |
経理と会計・財務の業務範囲の違い
経理、会計、財務はすべて「お金」を扱う業務ですが、担う役割や目的が異なります。
経理は日々の取引を記録し、帳簿を作成して会社の経済活動を正確に管理する仕事です。会計は、経理のデータを基に財務諸表などを作成し、外部や社内に向けて企業の財務状況を可視化します。
一方で財務は、資金調達や予算管理、投資計画など将来の資金計画に関わる戦略的な業務が中心です。つまり、経理が基礎データを扱う「入力」、会計がそれを集計・分析する「出力」、財務が資金をどう活かすかを考える「戦略」と位置づけられます。各業務は密接に連携しながらも、それぞれ異なる専門性が求められます。
経理・会計・財務の業務の違い
- 経理:日々の取引記録、伝票処理、帳簿作成など(基礎データの収集)
- 会計:財務諸表の作成などを通じて、企業の財務状況を整理・報告する領域
- 税務:法人税・消費税などの申告や税務署対応に関わる領域(※企業では経理部門が担うことも多い)
経理事務に求められるスキル・知識

ここでは、経理事務として必要なスキルや知識について解説します。パソコン操作や会計ソフトの活用に加え、社内外との調整力や円滑なコミュニケーション能力、機密情報を適切に管理する意識も重要です。帳簿や請求書の処理には正確性と注意力が求められ、日々の業務を丁寧にこなす姿勢が信頼につながります。
求められるパソコンスキルと会計ソフトの活用
経理事務においては、ExcelやWordなどのパソコン操作スキルが欠かせません。特にExcelでは、表計算や関数、ピボットテーブルを用いたデータ管理や集計処理が重要で、業務の効率化に直結します。
また、仕訳入力や帳簿作成、決算処理を行うには、弥生会計・勘定奉行・freeeといった会計ソフトの操作スキルも必要です。企業によって使用するソフトが異なるため、複数のツールに対応できる柔軟性も求められます。
さらに、近年ではクラウド型の業務システムや電子帳簿保存法など、デジタル化に対応した知識も重視されるようになっています。正確で効率的な業務遂行のためには、パソコンスキルに加えて、業務ツールや関連制度への理解を深めることが不可欠です。
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スキル・ツール |
主な用途 |
使用例 |
|---|---|---|
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Excel関数(SUM・IF等) |
データ集計・条件付き処理 |
月次売上の集計、支払金額の自動計算など |
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ピボットテーブル |
データの分類・分析 |
勘定科目別支出の集計、部門別予算の比較など |
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会計ソフト(弥生・freee等) |
仕訳入力・帳簿作成・決算業務の効率化 |
経費精算の自動処理、決算書の作成 |
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クラウド会計システム |
リモート環境下でのデータ共有と処理 |
チーム内でのリアルタイム仕訳作業 |
出典:電子帳簿保存法一問一答(Q&A)~令和4年1月1日以後に保存等を開始する方~|国税庁
業務で活かせるコミュニケーション能力と守秘義務意識
経理事務は社内外とのやり取りが多く、柔軟なコミュニケーション能力が求められます。
たとえば、請求書の確認や支払いの調整、税理士・会計士との連携など、相手の立場や状況に配慮した対応が重要です。さらに、数字や処理に関する説明を分かりやすく伝える力も必要です。
一方で、経理業務では顧客情報や社内の財務データなど機密性の高い情報を扱うため、強い守秘義務意識も不可欠です。情報の取り扱いには常に慎重であることが求められ、万一の漏洩は企業全体の信用に関わります。信頼される経理担当者となるには、対人スキルと高い倫理観の両立が鍵となります。
コミュニケーション面で求められること
- 請求書や支払期日の確認・調整を他部署と連携して行う
- 外部業者・会計士・税理士とスムーズにやりとりする
- 説明力や質問応答能力を備え、数字の根拠を伝えられる
守秘義務意識の観点で重要なこと
- 顧客情報・取引先情報を第三者に漏らさない
- 帳簿や財務データを取り扱う際のデータ管理を徹底
- USBや紙資料の持ち出しルールを遵守する
経理事務に役立つ資格一覧
経理事務の仕事では、実務スキルだけでなく、専門知識を証明する資格の有無も重視されます。資格を取得することで、就職や転職時に有利になり、キャリアアップにもつながります。
ここでは、経理事務として働く上で役立つ代表的な資格を紹介します。自分に合った資格を選ぶことで、実務能力の向上や将来の選択肢が広がります。
基礎知識を証明する資格(日商簿記・MOS)
経理事務に必要な基礎力を証明する資格が「日商簿記」と「MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)」です。日商簿記3級は仕訳や帳簿作成といった基本的な経理知識の習得に適しており、未経験者が最初に目指す資格として人気です。
2級になると決算や原価計算など企業実務に直結した内容が問われ、より実践的なスキルを証明できます。MOSはExcelやWordなどのパソコンスキルを認定する資格で、表計算や資料作成の能力を客観的に示すことが可能です。
いずれも履歴書でのアピールに有効で、採用担当者にとって安心材料となる資格です。
・日商簿記3級:仕訳・帳簿・試算表などの基本が問われる
・日商簿記2級:決算処理や原価計算など中小企業実務に対応
・MOS(Excel):関数、表計算、グラフ作成などの操作スキル
・MOS(Word):ビジネス文書の作成・編集スキルを証明
実務対応に強い資格(給与計算検定・FASSなど)
経理業務に直結する実務系資格として、「給与計算実務能力検定」や「FASS検定(経理・財務スキル検定)」などがあります。
給与計算検定は、労働基準法や所得税法などに基づく給与計算実務を正確に行う力を評価する資格で、特に中小企業の経理担当者にとって実用的です。
FASS検定(経理・財務スキル検定)は、経済産業省が開発した「経理・財務サービス・スキルスタンダード」をベースに、経理・財務分野の実務知識・スキルを客観的に測定する検定です。簿記試験とは異なり、資産・決算・税務・資金など実務領域を横断して評価できる点が特徴です。
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資格名 |
特徴・内容 |
主な対象者 |
|---|---|---|
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給与計算実務能力検定 |
給与計算・税金・社会保険など実務全般 |
中小企業経理、労務担当者 |
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FASS検定(経理・財務スキル) |
経済産業省系。実務的な経理スキル評価 |
経理中級者、転職希望者 |
出典:FASS検定について(概要) |FASS 経理・財務人材成事業 公式サイト
スキルアップ・転職に有利な資格(FP・ビジネス会計検定 ほか)
転職やスキルアップを目指す場合には、幅広い経済知識をカバーする資格の取得が有効です。
たとえば「ファイナンシャル・プランナー(FP)」は、保険・税金・年金など家計に関する知識を体系的に学べる資格で、経理の枠を超えて幅広い業務に対応できます。
「ビジネス会計検定」は、財務諸表の読み取り力や経営分析力を養うことに適しており、企業の経営戦略に関わる業務を志す人におすすめです。
FP(ファイナンシャル・プランナー)
・ライフプラン、税金、保険、年金など広範な知識を網羅
ビジネス会計検定
・財務諸表の読解力と経営分析の基礎を学べる
簿記1級・税務会計能力検定
・より上位の専門性を目指す際に有効
これらの資格は、経理経験がある人の知識の広がりを示す手段となり、自己成長やキャリアチェンジの後押しになります。職域を広げたい人や管理職を目指す人にも有利です。
経理事務に向いている人の特徴
経理事務の仕事は、企業の売上や支出、税金などのお金の流れを正確に記録・管理する重要な役割を担っています。数字の正確性が求められるほか、変化する制度に対応する柔軟性等も必要です。
ここでは、経理事務に向いている人の性格的な特徴や、仕事を円滑に進めるために求められるスキルや資質について、具体例を交えながら解説します。
数字に強く、正確性を大切にする性格
経理事務の仕事では、仕訳入力や帳簿作成、決算処理など、日常的に数字を扱う業務が中心となります。したがって、数字に対する苦手意識がなく、細かなミスにも敏感に気付き、修正できる注意力が求められます。
特に、帳簿や決算書の金額が1円でも合わない場合、その原因を根気強く突き止める姿勢が重要です。また、税務や会計に関する業務は法律や制度に基づく処理が必要となるため、「おおよそ合っていればよい」という感覚では務まりません。
常に正確性と慎重さを意識し、丁寧な作業を継続できる人に向いています。
数字を見ることが苦にならず、確認作業を着実にこなせる性格の人は、経理事務として周囲からの信頼を得やすく、安定して活躍できるでしょう。
スケジュール管理能力と几帳面さ
経理事務では、日次・月次・年次といった定期的な業務スケジュールに沿って、さまざまな業務を正確かつ期限内に遂行することが求められます。
たとえば、月末には請求書処理や売上集計、月次決算が集中し、年末には年末調整や源泉徴収票の作成、年次決算など大規模な処理が発生します。こうした業務を滞りなくこなすには、作業の優先順位を的確に判断し、効率よく進めるスケジュール管理能力が不可欠です。
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時期 |
主な業務内容 |
|---|---|
|
毎日 |
仕訳入力、入出金管理 |
|
月末・月初 |
請求書処理、売上集計、月次締め |
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四半期末 |
四半期決算、資料作成 |
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年末年始 |
年末調整、源泉徴収票作成、年次決算 |
さらに、日々の伝票整理や書類ファイリング、データ入力など細かい作業も多く、几帳面で丁寧な作業が得意な人に向いています。業務全体を俯瞰しながら、ミスなく処理を進める力は、経理事務において大きな強みとなります。丁寧さと時間意識を両立できる人材は、職場でも高く評価されるでしょう。
成長意欲と継続学習への姿勢
経理の実務は、会計基準の改定や税制の変更など、時代とともに制度が変化するため、常に新しい情報への対応が求められます。日々の業務をこなすだけでなく、自ら学び続ける姿勢が重要です。
たとえば、簿記検定の取得や会計ソフトの操作スキルの向上に加え、電子帳簿保存法やインボイス制度、クラウド会計など、最新の制度やツールについても理解を深める必要があります。こうした知識の習得は、日常業務の精度を高めるだけでなく、法令遵守の面でも役立ちます。
また、実務に直結する研修やセミナーへの参加、参考書の読解など、意欲的に学ぶ姿勢を持つ人ほど職場で高く評価され、昇進や転職時にも有利です。経理事務は、成長意欲と継続的な学習を大切にする人が長く活躍できる職種といえるでしょう。
継続学習の具体例:
- 簿記検定(2級・1級)や給与計算検定の取得
- クラウド会計ソフト(freee、マネーフォワードなど)の習得
- 税制改正・インボイス制度の情報収集
- 社内外の研修・セミナーへの参加
未経験から経理事務を目指す方法

未経験から経理事務を目指すには、基礎知識の習得と段階的な実務経験の積み重ねが重要です。
まずは未経験歓迎の求人を見極め、業務内容等を確認することが第一歩となります。本記事では、求人の選び方やキャリアの始め方、資格取得と実務経験のバランスの取り方など、経理事務への就職に役立つ具体的な方法を分かりやすく解説します。
未経験歓迎求人の特徴と選び方
未経験者を対象とした経理事務の求人は、業務範囲が限定されていたり、OJT研修が用意されていたりすることが多く、比較的習得しやすい環境です。
たとえば、請求書処理や仕訳入力、伝票整理など、基本的な経理補助業務から始められる求人が中心です。選ぶ際は、「教育制度あり」「研修充実」「経理アシスタント」などのキーワードに注目しましょう。
また小規模企業や会計事務所では、幅広い実務に携わる機会が多く、未経験者でもスキルを身につけやすい環境として有力です。求人票には業務内容が詳細に記載されないこともあるため、面接時に具体的な担当業務を確認する姿勢を大切にしましょう。
未経験歓迎求人の注目ポイント
- 「未経験OK」「経理アシスタント」と記載されている
- OJTや研修制度がある(「研修充実」など)
- 業務内容に「仕訳入力」「伝票整理」「請求書処理」などが含まれる
- 雇用形態が派遣・契約・紹介予定派遣など柔軟
- 小規模企業や会計事務所の求人が多い
派遣・アシスタントから始めるキャリアステップ
未経験から経理事務を目指す場合、派遣社員やアシスタント職は実務経験を積むための有効なスタートです。
派遣社員は、専門スキルを必要とする企業に短期間から関われるため、実践的な経理業務に触れる機会が得られます。アシスタント職では、伝票処理や経費精算などの補助業務を通じて、経理の基礎知識や業務の流れを学べます。
こうした経験は、正社員登用のチャンスにもつながります。
また、派遣会社によっては未経験者向けに会計ソフトやマナー研修を用意している場合もあるため、教育支援の有無を確認しておくことが大切です。自分に合った働き方を選ぶことで、経理事務としてのキャリアを無理なく築くことができます。
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雇用形態 |
特徴 |
向いている人 |
|---|---|---|
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派遣社員 |
実務経験を短期間で積める。研修制度ありの企業も。 |
柔軟な働き方を求める人 |
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アシスタント職 |
基本業務から着実に学べる。正社員登用の可能性も。 |
基礎からじっくり学びたい人 |
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パート・アルバイト |
書類整理やデータ入力中心。学習との両立が可能。 |
勉強中の人、副業として始めたい人 |
資格取得と実務経験のバランスの取り方
経理職を目指す際は、簿記検定の取得と実務経験の両方が重要ですが、そのバランスに悩む人も少なくありません。
まずは日商簿記3級を目標に、会計の基本的な知識を習得するのがおすすめです。資格があることで、未経験でも業務理解の意欲が伝わりやすくなります。一方で、実務経験がないと書類選考で不利になる場合もあるため、パートや派遣などで少しずつ経験を積むことも大切です。
理想は、資格学習と平行して現場で働くスタイルですが、難しい場合は、まずは資格を取得し、その後、未経験歓迎の求人に応募する流れが現実的です。焦らず、着実にキャリアを築いていきましょう。
経理事務のやりがいとキャリアパス
ここでは、経理事務のやりがいやキャリア形成の可能性について解説します。
経理は会社のお金を扱う責任ある仕事で、正確な処理が評価される達成感があります。経験を重ねることで、決算や財務分析など専門性の高い業務にも挑戦でき、将来的には経理責任者や財務職へのキャリアアップも目指せます。安定性の高い職種です。
企業経営への貢献と意思決定への関与
経理事務の大きなやりがいの一つは、企業の経営判断を支える立場にあることです。
日々の仕訳や月次決算のデータは、経営者が業績を把握し、将来の方針を決める重要な材料となります。とくに中小企業では、経理担当者が財務状況の改善提案を行う機会もあり、現場の視点から経営に貢献できます。
また、コスト分析や予算管理などを通じて、利益体質への転換を支援できる点も魅力です。経理の実務は数字を扱うだけでなく、企業活動の全体像を理解し、戦略的な視野を養うことにもつながります。縁の下の力持ちとして企業成長を支える役割に、誇りを持って働けるでしょう。
経理経験を活かした転職・独立の可能性
経理事務として培ったスキルは、さまざまな業界や職種への転職に活かせます。たとえば、会計事務所や税理士法人、企業の財務部門など、経理知識を必要とする職場は多くあります。
近年ではクラウド型の業務システムに加え、電子帳簿保存法(とくに電子取引データの保存など)への対応知識も重視されるようになっています。
さらに、社内で実績を積むことで、経営企画部門やマネージャー職、CFOといった上位ポジションを目指すことも可能です。ただし独立・起業には税務知識や顧客開拓力なども必要となるため、慎重な準備が求められます。
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活かし方 |
活動内容の例 |
|---|---|
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転職(正社員) |
会計事務所、税理士法人、財務・経営管理部門など |
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副業・フリーランス |
経理代行、クラウド会計導入支援、記帳代行 |
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起業・独立 |
小規模企業向け財務コンサルタント、会計支援業 |
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社内キャリアアップ |
経営企画、マネージャー職、CFOなどの戦略職 |
出典:電子帳簿保存法一問一答(Q&A)~令和4年1月1日以後に保存等を開始する方~|国税庁
IT化・アウトソーシング時代の生き残り方
経理業務は現在、クラウド会計やRPA(業務自動化ツール)の普及により大きな変革期を迎えています。また、決算処理や記帳業務の一部を外部委託する企業も増えており、従来型の単純作業に依存する働き方は減少傾向です。
こうした環境のなかで、経理職として長く活躍するためには、会計知識に加えてITスキルや法制度への対応力を身につけることが重要です。
たとえば、Excelの関数やピボットテーブルを使ったデータ集計、弥生・勘定奉行・freeeなどの会計ソフト操作、さらにインボイス制度や電子帳簿保存法といった制度対応の理解が求められます。
業務改善やコスト管理への提案力を高めることで、経理職としての専門性をより深めることができるでしょう。
経理事務の業務内容の書き方(職務経歴書・履歴書用)
経理事務の経験を就職・転職時に正確に伝えるには、履歴書や職務経歴書での業務内容の書き方が重要です。具体的な業務や実績を明記することで、スキルや経験を効果的にアピールできます。仕訳や決算処理などの経験は、数字や成果を交えて記載しましょう。
自己PRでは業務内容との関連性を意識し、強みを明確に伝えることがポイントです。
職務経歴書における経理事務の業務内容の具体的な書き方
職務経歴書では、業務内容を単に羅列するのではなく、「どのような業務を担当し、成果を出したのか」を具体的に記載することが重要です。
たとえば「仕訳入力」「月次決算補助」などの作業に加え、「経費精算フローの見直しにより処理時間を月10時間削減」など、数字を用いた実績を示すと説得力が高まります。
また、使用していた会計ソフト(例:弥生会計、freee、勘定奉行など)、1か月あたりの処理件数や取引先数なども明記することで、担当業務の規模感やスキルの水準を採用担当者に伝えやすくなります。内容が伝わりやすいように、箇条書きを用いて簡潔にまとめると効果的です。
応募先企業の求める人材像に合致するよう、経験と成果を整理しましょう。
「業務内容」の記載例(箇条書き):
- 仕訳入力・伝票処理(1日平均30件)
- 売掛金・買掛金の管理
- 月次・年次決算の補助業務
- 会計ソフト(弥生会計・勘定奉行)でのデータ入力
- 税理士・監査法人との資料対応
履歴書の「職務要約」と「自己PR」で伝えるポイント
履歴書の職務要約欄では、経理事務としての経験年数、得意な業務領域、使えるソフトや資格などを簡潔にまとめるのがポイントです。たとえば「日次〜年次業務まで一通りの経理経験を有し、弥生会計による月次決算補助を担当」などの表現が有効です。
一方、自己PR欄では「正確性」や「スケジュール管理力」「部門間の調整力」など、経理に求められる資質をエピソードとともに記述すると印象的です。未経験者であっても、数字に強い・几帳面・責任感があるといった資質をベースに、関連資格の取得意欲や学習姿勢を強調しましょう。
|
項目 |
記載例 |
|---|---|
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経理経験年数 |
経理実務5年、日次〜年次決算まで対応 |
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得意業務 |
月次決算、伝票仕訳、売掛金管理など |
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使用会計ソフト |
弥生会計、freee、勘定奉行 |
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所持資格 |
日商簿記2級、給与計算実務能力検定2級など |
経理事務の仕事はしんどい?向き・不向きの本音
経理事務は細かい作業が多く、数字の正確性が求められるため、プレッシャーを感じ「しんどい」と思う人もいます。特に未経験者は専門用語や処理手順に戸惑うことが多く、慣れるまでに時間がかかることも。
ここでは、よくあるつまずきポイントや実際の声、仕事が合わないと感じたときの対処法について解説します。
未経験者がつまずきやすいポイントと対処法
未経験から経理事務を目指す際は、専門用語への戸惑いや数字への苦手意識、会計ソフトの操作不安など、つまずきやすいポイントがいくつかあります。とくに簿記の仕訳や帳簿の構造に慣れていない場合、最初は混乱しがちですが、実務を通じて徐々に理解が深まっていきます。
まずは日商簿記3級の学習から始めることで、会計の基本的な考え方を身につけることが重要です。業務中にわからない点はそのままにせず、先輩や上司に質問したり、こまめにメモを取る習慣を持つことで、少しずつ自信をつけることができます。最初から完璧を目指すよりも、基本を着実に積み重ねていく姿勢が、成長への近道になります。
出典:日本商工会議所「簿記検定試験の紹介」https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping
実際に働く人の声から見る「しんどい」と感じる瞬間
経理事務として働く人の中には、「締め日前後の業務量の多さ」や「ミスを許されない緊張感」にしんどさを感じる方もいます。
また、ルーティンワークが中心となるため、単調さに退屈を覚えることもあるようです。特に繁忙期には残業が続くこともあり、体力的に負担を感じるケースも少なくありません。
ただし、こうした「しんどい」と感じる状況も、業務の流れや繁忙期のサイクルを把握することで見通しが立ち、精神的なゆとりが生まれるようになります。実務を通してスキルが向上すれば、自信もつき、負担感が軽減される人も多いのが実情です。
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しんどい場面 |
背景・理由 |
対処法例 |
|---|---|---|
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月次決算前の残業 |
書類・仕訳の締切が集中する時期 |
スケジュール管理・事前準備 |
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ケアレスミスへの恐怖 |
数字の正確性が業務に直結 |
チェックリスト・Wチェック導入 |
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業務の単調さ |
ルーティンが中心で変化が少ない |
目標設定や新しい学習の導入 |
「向いていないかも」と悩んだときのチェックポイント
経理事務が「向いていないかもしれない」と感じたときは、自分の適性を客観的に見直すことが大切です。数字に強いか、細かい作業を地道に続けられるか、締め切りやルールを守るのが得意かなどが、適性の判断材料になります。
一方で、変化の多い業務や人と関わる仕事が好きな方にとっては、経理のルーティンワークが物足りなく感じる場合もあります。ただし、最初は苦手に感じたことも、経験を積むことで慣れていき、克服できるケースも多く見られます。
向き・不向きを見極めつつ、自分の強みを活かせる業務を探す姿勢が重要です。悩んだときには、他の事務職や異職種と比較し、自分に合った働き方を模索することもひとつの手段です。
《あなたは経理事務に向いている?チェックポイント》
向いている傾向:
- 細かい作業をコツコツ続けるのが得意
- 数字やデータの扱いが苦でない
- ルールやマニュアルに沿って作業するのが得意
- 集中力が持続する
- 単調な作業にもやりがいを感じる
向いていない傾向:
- 変化や刺激のある仕事を好む
- 人と接する機会が多い職場が好き
- 数字や帳簿に苦手意識がある
- 細かい確認作業にストレスを感じやすい
経理事務になるには?未経験からのステップガイド
未経験から経理事務を目指すには、求人の選び方やスキル習得のステップを知ることが重要です。ここでは、実務経験がない方でも無理なく経理事務として働けるようになるための方法について解説します。
未経験OKの求人の探し方と選び方
経理事務未経験者向けの求人を探す際は、「未経験歓迎」「補助業務からスタート」などの文言がある求人に注目しましょう。求人サイトでは「経理事務+未経験」と検索キーワードを掛け合わせると、効率よく情報を絞り込めます。
また、企業規模や仕事内容も確認が必要です。最初は伝票処理や経費精算といった補助業務が中心の求人を選ぶことで、基礎から学べる環境に身を置くことができます。
派遣会社や人材紹介会社を活用するのも有効で、担当者がスキルに合った求人を紹介してくれる場合もあります。自分の経験や希望条件と照らし合わせて、無理なくステップアップできる職場を選ぶことが成功のカギです。
未経験歓迎の求人によくある特徴
- 「未経験可」「経理アシスタント」などの記載がある
- 補助業務(伝票処理・請求書作成など)から始められる
- 研修制度やマニュアルが整備されている
- 派遣や紹介予定派遣の形態での募集が多い
スキル習得・資格取得のロードマップ
経理事務に必要なスキルは、簿記知識・会計ソフト操作・Excelスキルの3点が基本です。最初のステップとしては「日商簿記3級」の取得がおすすめで、会計の基本的なルールを体系的に学べます。
簿記の学習と並行して、Excelでの関数や表計算にも慣れておくと実務で役立ちます。次に、クラウド会計ソフト(例:freee・マネーフォワード・弥生会計)の基本操作を学ぶと、実務への移行がスムーズになります。
資格では、実務寄りの「FASS検定」や「建設業経理士」なども、業界によっては評価されるポイントです。段階的にスキルと資格を積み上げていくことで、未経験からでも着実に経理職への道が開けます。
働きながらスキルアップする方法(アシスタント・派遣活用など)
実務未経験から経理事務を目指す場合、アシスタント職や派遣社員として働きながらスキルを習得する方法が有効です。アシスタント職では、伝票処理・請求書作成・ファイリングなどの簡単な業務から始められるため、基礎力を自然と身につけることができます。
派遣社員としての就業も、短期間で多様な実務経験を積めるメリットがあります。加えて、派遣会社の中には簿記講座や会計ソフトの研修を提供しているところもあり、学びと実務を両立しやすい環境が整っています。
職場で得た知識を活かして資格取得を目指せば、正社員登用やキャリアアップのチャンスも広がります。働きながら学ぶスタイルは、現場感覚を養える点でも大きな強みです。
働きながらスキルアップする方法
- 経理アシスタントで伝票処理・請求書対応を経験
- 派遣社員として複数企業で実務に触れる
- 派遣会社が実施する簿記・会計ソフト研修に参加
- 実務で学んだ内容を活かして資格取得に挑戦
よくある質問と回答

経理事務は未経験でも応募できる?
未経験歓迎の経理事務求人は、派遣や紹介予定派遣を中心に多く見られます。
特に経理アシスタント等では、実務経験よりも基本的なビジネスマナーやPC操作が重視される傾向があります。初歩的な業務から始められる職場も多く、実務を通じてスキルを習得できます。
また、未経験者向けの研修制度がある企業もあり、安心して挑戦しやすい環境が整っています。日商簿記3級などの資格があれば有利ですが、必須ではない場合も多く、経理経験がなくても挑戦できるチャンスがあります。
経理と経理事務の違いは何?
「経理」と「経理事務」は似ていますが、役割や求められるスキルに違いがあります。経理は決算書の作成や税務申告、資金繰りなどを担う専門職で、財務全体を管理する役割です。
一方、経理事務は伝票入力や請求書発行、経費精算など、定型的な事務作業を担当するサポート職です。未経験から始めやすく、実務を通じて知識を深めれば、将来的に経理職へのキャリアアップも可能です。まずは経理事務から始めるのが現実的な一歩です。
資格がないと働けない?
経理事務の仕事に就くために、必ずしも資格は必要ではありません。多くの企業では、実務経験や業務理解、正確性や責任感などの資質が重視され、資格がなくても採用されることがあります。
ただし、日商簿記3級や2級の資格を持っていれば、基礎知識を持っている証明として好印象を与えることができます。特に未経験者にとっては、資格があることで応募先の選択肢が広がり、就職や転職を有利に進める武器となるでしょう。
経理事務の仕事はしんどい?大変?
経理事務は、会計ルールや社内の締切に従って正確かつ期限内に業務を進めることが求められる仕事です。特に月末や決算期には伝票処理や帳簿作成が集中し、残業が発生しやすいため、業務負担を「しんどい」と感じることもあります。
一方で、日常業務はルーティン化されやすく、慣れれば効率的にこなせるようになります。ミスが許されない緊張感はありますが、決算を終えたときの達成感や、数字が整ったときの満足感にやりがいを感じる人も多いです。
職務経歴書には何を書けば良い?
経理事務の職務経歴書では、実際の業務内容と得たスキルや成果を具体的に記載することが重要です。
「伝票入力」「請求書作成」「売掛金・買掛金管理」「月次決算補助」などは、箇条書きで簡潔にまとめると効果的です。使用ソフト(例:弥生会計、勘定奉行、freee)やExcelの関数スキルもアピールポイントになります。
未経験者は日商簿記の取得状況や数値管理への関心、責任感などの適性を具体的に伝えるとよいでしょう。
監修者
横浜国立大学理工学部卒。
株式会社DYMに新卒一期生として2011年に入社し、WEBプロモーションなどのデジタルマーケティング領域で業務に従事し、その後新規事業立ち上げを経験。
2015年よりDYMの人事部へ異動し人事領域を統括、毎年多くの就活生や求職者との面接・面談を実施。
内定チャンネルなどの採用関連メディアへの出演や記事監修を通して人事・人材関連の情報を発信中。
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