庶務とは何?仕事内容や事務との違いを解説!向いている人やスキルも紹介
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はじめに
「庶務とはどんな仕事なの?」「事務や総務と何が違うの?」と疑問に感じていませんか。庶務は会社を支える重要な役割ですが、「雑務なのでは」といったイメージを持つ方も少なくありません。
本記事では、庶務の意味や仕事内容を初心者にも分かりやすく解説し、事務・総務との違いも丁寧に整理します。さらに、必要なスキルや向いている人の特徴、キャリアの考え方まで紹介します。庶務の全体像を理解し、自分に合う仕事かどうか判断できるようになります。
庶務とは何かの基本知識

ここでは、庶務の基本的な意味や仕事内容、企業における役割について解説します。庶務は一見「雑務」と捉えられがちですが、実際には組織運営を支える重要なポジションです。まずは基礎から理解していきましょう。
庶務の意味と読み方
庶務とは、企業内で発生する備品管理・郵便対応・来客対応などの補助業務を指す一般的な呼称です。厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)では、「庶務係事務員」が一般事務または総務事務の別名として扱われており、独立した職種名として一律に定義されるわけではありません。庶務の仕事内容は企業規模や配属先によって異なります。
具体的には、備品管理や郵便物の対応、来客対応、書類整理などが含まれます。読み方は「しょむ」で、ビジネスシーンでは一般的な用語です。企業によって業務範囲は異なりますが、職場の円滑な運営を支える基盤的な役割として位置づけられています。
庶務の主な意味・特徴
- 幅広く雑多な業務を指す総称
- 特定の専門領域に限定されない
- 企業運営を支える基盤業務
出典:一般事務 - 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)
出典:総務事務 - 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)
庶務とは簡単に言うとどんな仕事か
庶務の仕事を簡単に言うと、「職場がスムーズに回るように支える裏方の仕事」です。具体的には、オフィス内の環境整備や備品の発注・管理、電話や来客対応、郵便物の仕分け、書類のファイリングなど、日常の幅広いサポート業務を担当します。これら1つひとつは小さく見えますが、どれも欠かすことのできない重要な業務です。庶務が適切に機能することで、他の社員が本来の業務に集中でき、組織全体の生産性向上につながります。そのため、縁の下の力持ちとして企業運営を支える存在といえます。
具体的な仕事内容については、次の章で詳しく一覧で解説します。
庶務の役割と企業における位置づけ
庶務は、企業活動を円滑に進めるための基盤を整える役割を担っています。
営業や企画のように直接売上を生み出す職種ではありませんが、オフィス環境の維持や業務の効率化を通じて間接的に企業の成果に貢献しています。
備品の不足や設備トラブルに迅速に対応することで、業務の停滞を防ぎます。また、社内外の調整役としてコミュニケーションの潤滑油になることも重要な役割です。このように庶務は、組織全体を支える欠かせないポジションといえるでしょう。
庶務の配属先は企業によって異なり、総務部・管理部門に置かれる場合もあれば、各部署で一般事務として担われる場合もあります。「庶務=必ず総務部所属」とは限らないため、求人票では所属部署と担当範囲を確認することが重要です。
庶務の役割と特徴
|
項目 |
内容 |
|---|---|
|
役割 |
企業活動を支えるサポート業務 |
|
所属 |
総務部・管理部門が中心 ※所属先は企業によって異なります。 |
|
特徴 |
部署横断で幅広く対応 |
|
貢献 |
業務効率化・生産性向上に寄与 |
|
位置づけ |
縁の下の力持ち的存在 |
出典:一般事務 - 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)
出典:総務事務 - 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)
庶務の仕事内容と業務範囲
ここでは、庶務の具体的な仕事内容や業務範囲について解説します。庶務は幅広い業務を担うため、仕事内容の全体像を理解することが重要です。実際にどのような業務が含まれるのかを確認していきましょう。
庶務の具体的な仕事内容一覧
庶務の仕事内容は多岐にわたり、企業の日常業務を支える幅広いタスクを担当します。主にオフィス環境の維持や社員のサポート業務が中心となり、ルーティン業務と突発的な対応の両方が求められるのが特徴です。例えば、備品管理や郵便対応、電話・来客対応などは日常的に発生します。また、会議室の準備や簡単な資料作成、社内イベントのサポートなども含まれることがあります。企業規模や組織体制によって内容は異なりますが、いずれも業務を円滑に進めるために欠かせない仕事です。幅広い業務に柔軟に対応する力が求められます。
庶務の主な仕事内容
- 備品管理・発注
- 郵便物の受取・仕分け・発送
- 電話・来客対応
- 書類作成・ファイリング
- 会議室の予約・準備
- 社内環境の整備(清掃・整理など)
- 社内イベントの補助
庶務の仕事はどこまでが範囲か
庶務の業務範囲は明確に線引きされていないことが多く、「社内で発生するさまざまなサポート業務」が広く含まれます。一般的には、専門性の高い業務(経理処理や人事評価など)は各専門部署が担当し、それ以外の細かな業務を庶務が担うケースが多いです。ただし企業によっては、総務や事務と業務が重複し、実質的な範囲が広がることもあります。そのため、庶務は柔軟性や対応力が重要とされる職種です。担当範囲を正しく理解するためには、求人票や配属部署の役割を確認することが大切です。
庶務と他職種の業務範囲の違い
|
職種 |
主な業務範囲 |
|---|---|
|
庶務 |
幅広いサポート業務・雑多な業務全般 |
|
総務 |
社内制度・設備管理・会社全体の運営 |
|
事務 |
文書作成・整理、伝票や台帳の管理、電話・メール対応、郵便物対応などを含む幅広い事務処理 |
|
経理 |
会計処理・請求・決算業務 |
庶務が「雑務」と言われる理由と実態
庶務は「雑務」と言われることがありますが、その背景には業務の幅広さと専門性の見えにくさが挙げられます。日常的に発生する細かな作業が中心であり、1つひとつが目立ちにくいため、軽視されがちな側面があります。
しかし、実際には、庶務が適切に機能しなければ業務の停滞や非効率が発生し、組織全体に影響を及ぼします。例えば、備品不足や環境不備は社員の生産性低下につながります。このように庶務は企業運営の基盤を支える重要な役割を担っており、「雑務」という言葉だけでは捉えきれない価値があります。
「雑務」と言われる理由と実態
- 業務が細かく目立ちにくい
- 成果が数値で見えにくい
- 専門性が低いと誤解されやすい
- 実際は業務効率を支える重要な役割
- 組織全体の生産性に影響する存在
庶務と事務の違い

ここでは、庶務と事務の違いについて解説します。どちらも似た職種として扱われることが多いですが、役割や業務内容には明確な違いがあります。それぞれの特徴を理解することで、自分に合った職種選びにつなげましょう。
庶務と事務の役割の違い
庶務と事務は、いずれも会社の運営を支えるバックオフィス業務です。
ただし、一般的には、庶務は備品管理や来客対応、社内連絡、環境整備など、部署全体を支える幅広い業務を担当する傾向があります。一方、事務は書類作成、データ入力、伝票処理、ファイリングなど、日常的な事務処理を中心に担うことが多い職種です。
これはあくまで一般的な傾向であり、実際には事務職の中に庶務的な仕事が含まれることも少なくありません。求人票上は「事務」と記載されていても、電話対応や備品発注、社内調整などを担当するケースもあります。名称だけで判断せず、配属部署や具体的な仕事内容を確認することが重要です。
※上記は一般的な傾向であり、実際の業務内容は企業や職場によって異なります。
出典:一般事務 - 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)
業務内容・求められるスキルの違い
庶務と事務では、日々の業務内容と求められるスキルにも違いがあります。庶務は突発的な依頼や多様な業務に対応するため、柔軟性やコミュニケーション能力、優先順位を判断する力が重要です。一方、事務は同じ業務を正確かつ効率的に処理することが求められるため、PCスキルや事務処理能力、ミスを防ぐ注意力が重視されます。また、事務は業務フローが決まっていることが多く、ルーティンワークに強い人が向いています。どちらも企業にとって欠かせない職種ですが、求められる適性は異なる点を理解しておくことが大切です。
求められるスキルの違い
- 庶務:柔軟性、対応力、コミュニケーション力、調整力
- 事務:正確性、PCスキル、事務処理能力、注意力
どちらを選ぶべきかの判断基準
庶務と事務のどちらを選ぶべきかは、自分の性格や働き方の志向によって判断することが重要です。幅広い業務に関わりながら変化のある働き方をしたい人には庶務が向いています。
一方で、決まった業務を安定してこなしたい人や、コツコツ作業が得意な人には事務が適しています。また、キャリアの観点では、事務は専門スキルを磨きやすく、庶務は幅広い経験を積みやすいという違いもあります。自分がどのような働き方をしたいのか、将来どのようなキャリアを築きたいのかを基準に選ぶことが大切です。
選び方の判断基準
|
向いている人の特徴 |
おすすめ職種 |
|---|---|
|
幅広く柔軟に働きたい |
庶務 |
|
コツコツ正確に作業したい |
事務 |
|
人と関わる機会が多い仕事がよい |
庶務 |
|
PC作業やデータ処理が得意 |
事務 |
庶務と総務の違い
ここでは、庶務と総務の違いについて解説します。どちらも企業を支えるバックオフィス業務ですが、役割や責任範囲には明確な違いがあります。違いを理解することで、職種選びやキャリア設計に役立てましょう。
総務との役割・責任範囲の違い
庶務と総務は似ているようで、役割と責任範囲に違いが存在します。
庶務は日常的なサポート業務を幅広く担うのに対し、総務は会社全体の運営や管理に関わる業務を担当します。例えば、庶務は備品管理や来客対応など現場寄りの業務が中心ですが、総務は社内規程の整備や契約管理、福利厚生の運用など、より組織全体に影響を与える業務を担います。
また、総務は経営層と関わる機会も多く、責任範囲が広く専門性も求められる傾向があります。このように、庶務は実務支援、総務は組織運営という位置づけになっています。
庶務と総務の役割の違い
|
項目 |
庶務 |
総務 |
|---|---|---|
|
役割 |
日常業務のサポート |
会社全体の運営・管理 |
|
業務範囲 |
現場寄りで幅広い |
組織全体に関わる |
|
責任範囲 |
比較的限定的 |
比較的広く責任が大きい |
|
関与範囲 |
各部署のサポート |
経営・全社に関与 |
庶務と総務の業務内容の重複点
庶務と総務は業務内容が一部重複することも多く、企業によっては明確に分けられていない場合もあります。特に中小企業では、総務担当者が庶務業務も兼任するケースが一般的です。例えば、備品管理や施設管理、来客対応などはどちらの業務にも含まれることがあります。ただし、同じ業務でも総務は「ルールの策定や管理」、庶務は「実務対応」という役割の違いがある場合が多いです。このように、業務の内容自体は似ていても、担う立場や責任の重さに違いがある点を理解することが重要です。
重複しやすい業務例
- 備品管理・発注
- 施設・設備の管理
- 来客・電話対応
- 郵便物の管理
- 社内イベントの運営サポート
キャリアパスとしての違い
庶務と総務では、将来的なキャリアパスにも違いがあります。庶務は幅広い業務経験を積めるため、事務職全般や総務へのステップアップにつながるケースが多いです。一方、総務は会社運営に関わる専門知識や管理能力が求められるため、管理職やバックオフィスの中核ポジションへキャリアアップしやすい特徴があります。また、総務経験は他企業でも評価されやすく、転職市場でも一定の需要があります。庶務は経験の幅、総務は専門性と責任範囲の広さという違いがあり、自分の将来像に応じて選択することが大切です。
キャリアパスの違い
|
観点 |
庶務 |
総務 |
|---|---|---|
|
キャリアの広がり |
幅広い職種へ応用可能 |
管理部門での専門性が高まる |
|
ステップアップ |
事務・総務などへ発展 |
管理職・責任者へ昇進しやすい |
|
求められる力 |
対応力・柔軟性 |
管理力・調整力・専門知識 |
|
転職市場での評価 |
経験内容により変動 |
比較的評価されやすい |
庶務に求められるスキルと適性
ここでは、庶務に求められるスキルや適性について解説します。庶務は幅広い業務を担うため、特定の専門スキルだけでなく、基礎的なビジネススキルや人柄も重要です。どのような人が向いているのかも含めて確認していきましょう。
庶務に必要な基本スキル(コミュニケーション・PCなど)
庶務に必要なスキルは、特別な資格よりも日常業務を円滑に進めるための基礎的なビジネススキルが中心です。特に、社内外の人と関わる機会が多いため、コミュニケーション能力は欠かせません。
また、書類作成やデータ管理を行うことから、基本的なPCスキル(Word・Excelなど)も求められます。さらに、複数の業務を同時に進める場面も多く、優先順位を判断する力や段取り力も重要です。
これらのスキルをバランスよく備えることで、庶務として安定して活躍できるようになります。
庶務に必要な基本スキル
- コミュニケーション能力(社内外対応)
- 基本的なPCスキル(Word・Excelなど)
- スケジュール管理・段取り力
- マルチタスク対応力
- 正確性・丁寧さ
庶務に向いている人の特徴
庶務に向いている人は、周囲を支えることにやりがいを感じられるタイプです。目立つ仕事ではありませんが、誰かの役に立つことに価値を見出せる人は適性があります。また、業務内容が日によって変わることも多いため、変化に柔軟に対応できる人も向いています。さらに、細かい作業を丁寧にこなせる几帳面さや、周囲の状況を見て先回りして行動できる気配り力も重要です。反対に、自分の業務範囲を明確にしたい人や、単一業務に集中したい人はギャップを感じる可能性があります。
庶務に向いている人の特徴
- 人のサポートをするのが好き
- 臨機応変に対応できる
- 細かい作業を丁寧に行える
- 気配りや先回りができる
- 変化のある業務を楽しめる
庶務の仕事が「できない」と感じる原因と対処法
庶務の仕事が「できない」と感じる原因の多くは、業務範囲の広さと優先順位の判断の難しさにあります。複数の業務が同時に発生するため、何から手をつけるべきか分からなくなり、結果として効率が下がってしまうケースが少なくありません。また、業務内容が明確に定義されていない場合も多く、戸惑いを感じやすいのも特徴です。対処法としては、タスクを整理して優先順位を明確にするほか、上司や周囲に確認を取りながら進めると有効です。業務に慣れることで全体像が見え、徐々に対応力も向上していきます。
「できない」と感じる原因と対処法
|
原因 |
対処法 |
|---|---|
|
業務範囲が広く混乱する |
タスクを細分化し整理する |
|
優先順位が分からない |
上司に確認し基準を持つ |
|
突発業務に対応できない |
余裕を持ったスケジュール管理 |
|
業務内容が曖昧 |
マニュアル化・メモを活用する |
庶務として働くメリットと注意点
ここでは、庶務として働くメリットと注意点について解説します。庶務は幅広い業務に関わる分、やりがいや魅力がある一方で、事前に理解しておきたいポイントもあります。転職や就職を検討する際の判断材料として確認していきましょう。
庶務の仕事のやりがいと魅力
庶務のやりがいは、職場全体を支える存在として貢献できる点にあります。自分の仕事が直接的に成果として見えにくいこともありますが、業務が円滑に進むことで周囲から感謝される機会が多いのが特徴です。また、さまざまな業務に関わるため、幅広いスキルや知識を身につけられる点も魅力です。部署を横断して多くの人と関わることで、人脈が広がるメリットもあります。さらに、未経験からでも挑戦しやすく、バックオフィス職の入口として選ばれることも多い職種です。
庶務のやりがい・魅力
- 組織全体を支える実感がある
- 周囲から感謝される機会が多い
- 幅広い業務経験が積める
- 社内の人脈が広がる
- 未経験からでも挑戦しやすい
庶務職のデメリットと注意点
庶務職にはメリットがある一方で、注意すべき点も存在します。まず、業務範囲が広く明確でないため、仕事量が増えやすい傾向が見られます。また、突発的な依頼に対応する場面が多く、計画通りに業務を進めにくい側面も否めません。
さらに、成果が数値で測りにくいため、評価基準が曖昧に感じられる場合もあります。こうした点から、やりがいを感じにくいという人も一定数います。事前に業務内容や評価制度を確認しておくことで、入社後のミスマッチを防ぐことが大切です。
庶務のデメリット・注意点
- 業務範囲が広く負担が増えやすい
- 突発対応が多く計画通りに進みにくい
- 成果が見えにくく評価されにくい場合がある
- 業務内容が企業によって大きく異なる
- ルーティン化しにくく安定感に欠ける場合もある
未経験から庶務に転職する際のポイント
未経験から庶務に応募する際は、基本的なPCスキルやコミュニケーション力に加え、求人票で「仕事内容」だけでなく、2024年(令和6年)4月から追加された「従事すべき業務の変更の範囲」「就業場所の変更の範囲」「有期労働契約の更新基準(上限の有無を含む)」まで確認することが重要です。採用時の労働条件は書面等で明示される必要があり、求人票と異なる条件への安易な変更は避けるべきです。
さらに、「サポート業務にやりがいを感じられるか」という視点も欠かせません。仕事内容への理解を深めたうえで応募することで、ミスマッチを防ぎやすくなります。
未経験転職のポイント
|
ポイント |
内容 |
|---|---|
|
基本スキル |
PC操作・コミュニケーション力を身につける |
|
仕事内容の確認 |
求人票・面接で業務範囲を具体的に把握 |
|
志望動機 |
サポート志向を明確に伝える |
|
ミスマッチ防止 |
評価制度や働き方も事前に確認 |
|
準備 |
簡単な事務スキルやビジネスマナーを習得 |
出典:ハローワークインターネットサービス - 求人申込み、採用・選考に当たっての留意事項 ~ハローワークからのお願い~|ハローワークインターネットサービス
出典:令和6年4月から労働条件明示のルールが改正されます|厚生労働省
庶務とは何かを理解した上でのキャリアの考え方

ここでは、庶務の仕事を理解した上でのキャリアの考え方について解説します。庶務はキャリアの出発点として選ばれることも多く、将来の選択肢を広げやすい職種です。どのようにステップアップできるのかを具体的に見ていきましょう。
庶務からキャリアアップする方法
庶務からキャリアアップするためには、日々の業務の中でスキルを意識的に伸ばすことが重要です。庶務は幅広い業務に関わるため、PCスキルや業務改善力、コミュニケーション能力を磨きやすい環境にあります。例えば、業務の効率化を提案したり、マニュアルを作成したりすることで評価につながるケースも少なくありません。
また、担当業務の幅を広げることで、より専門性のある業務に関われる可能性も高まります。受け身ではなく主体的に業務へ取り組む姿勢が、キャリアアップの鍵となります。
キャリアアップのための行動例
- PCスキル(Excel・業務効率化)の向上
- 業務改善や効率化の提案
- マニュアル作成・業務の標準化
- 他部署との連携を積極的に行う
- 担当業務の幅を広げる
事務・総務へのステップアップの可能性
庶務での経験は、事務や総務へのステップアップにつながるケースが多くあります。庶務で身につけた基本的なビジネススキルや業務理解は、これらの職種でも活かしやすいためです。例えば、書類管理やデータ入力の経験は事務職に直結し、備品管理や社内調整の経験は総務業務に活かせます。特に総務は、庶務業務と重なる部分が多いため、実務経験を積むことでスムーズに移行できる可能性があります。社内異動や転職の際にも評価されやすい経験となるため、意識してスキルを蓄積することが大切です。
ステップアップの方向性
|
移行先 |
活かせる経験 |
|---|---|
|
事務 |
書類作成・データ入力・PCスキル |
|
総務 |
備品管理・社内調整・施設管理 |
|
管理部門全般 |
幅広い業務対応力・コミュニケーション力 |
庶務経験を活かせる職種
庶務で培ったスキルは、さまざまな職種で応用できます。特に、サポート業務や調整業務が求められる職種との相性が良いのが特徴です。例えば、一般事務や営業事務、人事・総務などのバックオフィス職はもちろん、接客業やカスタマーサポートなど、人と関わる仕事でも活かせます。
また、マルチタスク能力や気配り力は、多くの職場で評価される汎用的なスキルです。このように庶務経験は応用範囲が広く、キャリアの選択肢を広げやすい強みになります。
庶務経験を活かせる主な職種
- 一般事務・営業事務
- 総務・人事などの管理部門
- カスタマーサポート・受付
- 営業職(サポート経験を活かせる)
- 接客・サービス業
庶務に関するよくある質問と回答
Q1.庶務の範囲はどこまでですか?
A1.庶務の業務範囲は企業によって異なりますが、一般的には「社内で発生する幅広いサポート業務全般」を指します。備品管理や郵便対応、来客・電話対応、書類整理などの日常業務に加え、突発的な依頼にも柔軟に対応するのが特徴です。ただし、経理や人事など専門性の高い業務は別部署が担当するケースが多く、庶務はそれらを補助する立場になることが一般的です。業務範囲が曖昧になりやすいため、実際の仕事内容は企業ごとに確認することが重要です。
庶務の主な業務範囲
- 備品管理・発注
- 郵便物の受取・発送
- 電話・来客対応
- 書類整理・ファイリング
- 簡単な事務サポート
Q2.事務と庶務の違いは何ですか?
A2.事務は文書作成・整理、伝票管理、電話・メール対応など幅広い事務処理を担う職種で、庶務と業務が重なることも少なくありません。一方、庶務は幅広いサポート業務を担当し、業務範囲が柔軟である点が特徴です。庶務は突発的な業務にも対応する必要があり、対応力や柔軟性が求められます。
このように、庶務はより横断的なサポート業務を担いやすい傾向があります。実際の違いは企業ごとの職務設計によるため、求人票の仕事内容や所属部署を確認することが大切です。
事務と庶務の違い
|
項目 |
庶務 |
事務 |
|---|---|---|
|
業務内容 |
幅広いサポート業務 |
文書作成・整理、伝票管理、電話・メール対応などの事務処理全般 |
|
業務範囲 |
不明確で広い |
明確で限定的 |
|
求められる力 |
柔軟性・対応力 |
正確性・処理能力 |
Q3.庶務の仕事一覧は?
A3.庶務の仕事は多岐にわたり、企業の日常業務を支えるさまざまな業務が含まれます。具体的には、オフィス環境の維持や社員のサポート業務が中心で、ルーティン業務と突発対応の両方を担います。例えば、備品の発注や管理、郵便物の仕分け、電話・来客対応、書類の整理などが代表的です。また、会議の準備や社内イベントの補助などを任されることもあります。企業によって内容は異なりますが、「幅広いサポート業務」という点が共通しています。
庶務の主な仕事一覧
- 備品管理・発注
- 郵便物の仕分け・発送
- 電話・来客対応
- 書類作成・ファイリング
- 会議準備・スケジュール調整
- 社内環境の整備
- 社内イベントのサポート
Q4.総務と庶務の違いは何ですか?
A4.総務と庶務の違いは、役割と責任範囲にあります。庶務は日常業務のサポートを中心に担うのに対し、総務は会社全体の運営や管理に関わる業務を担当します。例えば、庶務は備品管理や来客対応など実務的な業務が多い一方、総務は社内規程の整備や契約管理、福利厚生の運用など、組織全体に関わる業務を担います。また、総務の方が責任範囲が広く、専門性も求められる傾向があります。業務内容が一部重複することもありますが、立場と役割に違いがある点を理解しておくことが大切です。
総務と庶務の違い
|
項目 |
庶務 |
総務 |
|---|---|---|
|
役割 |
日常業務のサポート |
組織全体の運営・管理 |
|
業務内容 |
実務中心 |
管理・制度運用中心 |
|
責任範囲 |
比較的限定的 |
広く責任が大きい |
|
特徴 |
柔軟な対応が求められる |
専門性・調整力が求められる |
まとめ
庶務は単なる「雑務」ではなく、組織が円滑に機能するために欠かせない「縁の下の力持ち」といえる重要な職種です。本記事で解説した通り、備品管理や来客対応といった日々の多岐にわたるサポート業務は、他の社員が自身の本来の業務に集中し、企業全体の生産性を高めるための強固な土台となっています。
事務や総務との境界線は企業によってさまざまですが、共通しているのは変化に富んだ業務に臨機応変に対応する柔軟性と、周囲を支えるホスピタリティが求められる点です。特別な資格がなくても、コミュニケーション能力や段取り力を磨くことで、未経験からでも着実にキャリアを築くことができます。
もしあなたが誰かの役に立つことに喜びを感じ、幅広いスキルを身につけたいと考えているなら、庶務は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。まずは自身の適性を見つめ直し、求人票に記載された具体的な業務範囲を丁寧に確認することから始めてみてください。庶務として培う現場対応力や調整力は、将来的に事務や総務、あるいはマネジメント職へとステップアップしていく際にも、あなたを支える武器になるはずです。
監修者
横浜国立大学理工学部卒。
株式会社DYMに新卒一期生として2011年に入社し、WEBプロモーションなどのデジタルマーケティング領域で業務に従事し、その後新規事業立ち上げを経験。
2015年よりDYMの人事部へ異動し人事領域を統括、毎年多くの就活生や求職者との面接・面談を実施。
内定チャンネルなどの採用関連メディアへの出演や記事監修を通して人事・人材関連の情報を発信中。
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